杉崎宗雲の格花

 十七世紀前半に大成した立華のあと、江戸時代十七世紀末にその形が見受けられます。「抛入花伝書」1680にその姿を見ることができます。
十八世紀になるとお花について書かれた本が多く、その形体も整ってきました江戸中期以降における社会や道徳を指導した儒学の朱子学を構成の原理としたようです。

花型は三本の枝を骨組にして構成される。
高さの違う三本の枝が上段、中段、下段に働き、さらに 「く」の字の形をした導く枝の体の枝を選び、撓められる枝は充分に撓めます。
その枝から形をよく観、従う枝の用の枝を選び全体の形のイメージが出来上がります。
和する枝の相はそのイメージから作られます。
この生花格花は線の美の様式のいけばなですので、
体の枝の曲線や伸びの形が出来上がりの形体つくります

規めごと(花の扱い方,器の扱い方,季節の表現方法)にある古人の自然とのかかわりの智慧を知る。鱗型(くの字の花形)の様式美、京のはんなり、東の粋の美。そして…